パーマは薬じゃなくてやり方。

高円寺美容室 シエスタカーサ 美容師ブログ

 

こんにちは 蝶ネクタイが似合う美容師
 にしざわ たかつぐ です。

 

 

  

 ブログを見ているとにしざわストレートパーマ推しに見えていると思いますが、にしざわ特にストレートパーマが好きってわけでも推しでもありません。特に不得手はありません。

 

カットもパーマもカラーも特に苦手なものもありませんし、ダブルブリーチなどもしたりします。

今日はずっとにしざわはストレートパーマ推しだとにしざわのことを思っていたKさん。

毎回「実はもうストレートパーマしなくていいんだよね、、、、、」って思っていたらしく、思い通りに行くならパーマの方がしたい。

 

 

んんん?  にしざわ別にパーマ苦手ではございませんよ。

 

 用途に合わせたパーマを毎日ご案内させてもらっています。

 

目的別パーマの種類をご案内します。

パーマって美容院でたくさん名前がありますよね。スチームパーマとか、水パーマとかイオンパーマとか、、、なんだかわからないやつ。

でもね、この名前はね美容院で勝手につけていいんですよ。

美容院でみるとわからないですよね。でも「プレミアム」なんて付いているとなんかいいように感じません?しかもパーマ痛みません何て書いてあったら

 

そんなのうそですやん。

 

パーマって言うのはシスティン結合を外す、再結合する時に、そこにミックスジスルフィドって言うのができたらダメージなんだって。
パーマかけて、傷まないわけがないですよ。

だから用途が大事なんですって。(どんな髪型にしたいのか?)

なので、プレミアムは関係ありません。

 

今現在パーマは3つしかないんですよ。

パーマ液はたくさんありますよ。でもそんなに仕組みは変わらない。

それも、パーマなんて、髪曲げるだけですから。かけたら

「扱いがよくなって、楽になるそして、オシャレに見える」

何てことにはなりません。

ただ髪が曲がっているだけならみんなストレートパーマかけないでしょ。

パーマには「愛」と「デリカシー」が必要なんだって。

その3つのパーマをご紹介します。

 

 

 

コールドパーマ(クリープパーマ)

 

たとえばこんな風にセット剤をつけることでスタイルを作る髪型もあります。

自然乾燥などのスタイルもできますね。

ショートカットに多いかな

濡れている時にパーマが強く出ているのですが、乾かすとパーマは弱くなってしまいます。

 

 

 

 

 

 

今流行りな外ハネ風も髪型もできますね。

全体をゆるくまとめ、ちょっとウエットな質感。

かけすぎない「愛」が必要です。

 

 

 

 

 

 

あんまり記事にしたことないですが、男性のお客様もいます(笑

これはブローをしている髪型なので、こんな風にブローを前提とした髪型もコールドパーマが向いていますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デジタルパーマ

メリット
ストレートパーマの液に近いパーマ液をつかうため、ストレートパーマとのつながりが良い。
巻いたような質感のパーマができる
今までストレートパーマをしていた人には馴染みやすく、
セット剤も少なく済むので着け慣れていない人に扱いやすい

デメリット
濡れているときはまっすぐなので、自分で乾かすことでカールが出てくる
触った感じはとてもしなやかだがダメージが大きい
そのため同じところにもう一回デジをかけるのが難しく結果毛先だけの方が良い

こんな風に巻いたような質感になります。手で乾かして、ネジネジと巻き込むように乾かすと巻いたようになるのが特長です。

濡れている時はあんまりかかっていなく、乾かしていくとだんだんカールが出てきます。

ストレートパーマと並行してできるので、今までくせ毛の人には「まっすぐ」と言う選択肢敷かなかったのをデジタルパーマという選択肢が出てきて

ご利用される方多いですね。

ストレートパーマと同じような薬を使うので手触りもいいですよ。

 

 

 

 

また

こんな風に内巻きパーマも綺麗に出来上がります。

なんとなく乾かせばこんな風に自然な内巻きにもすることができます。

時間はかかりますけどね。

 

 

 

 

 

 

エアーウェーブ

メリット
縮毛矯正毛でもウェーブを出すのに向いている
上の方からかけることが容易できる
デジタルパーマに比べるとダメージが少ない
濡れているときと乾いているときのウェーブ差が少ない

 

デメリット
ブローには向かず本来はウェーブスタイルが得意
セット剤が必要になることが多い
くせ毛によってはくせ毛が少し出てくる可能性がある
ツヤツヤにはなりにくい
ストレートパーマと同じするのが困難

 

 ウェーブスタイルが得意ですね。うえから緩めのウェーブのパーマやこういったリッジのきいたパーマもできますが
とってもデリカシーが必要なスタイルですね。

 

一つづつ問題解決してきました。

 

 

 

 

バーっと乾かしてこんな風に緩めな感じでうえの方からパーマをかけることもできます。

濡れている時と乾いている時に差がないのが特長ですね。

このパーマはわざと毛先をゆるくして、

「今パーマかけた」という感じをなくすようにパーマをかけました。

もちろんご希望だったんですよ。

 

 

 

どうだったでしょう。3つの目的別パーマ、薬も大事ですよ。

でもやり方で出方が全然違ってしまうので、薬よりもこのやり方のほうが重要かな。

「◯◯剤」などの処理剤ていうのは、パーマのかかりをわるくして、結果パーマの持ちがわるくなってしまう原因にもなります。

だからなるべく処理剤を使わないやり方をタカツグはしております。

 

最後の写真はKさんだったのですが、こんな風にかかるならストレートパーマしなくていいと言うことで、エアーウェーブとっても気にってもらえているようです。しかも、8ヶ月ぐらい間あけてても大丈夫だそうです。処理剤等を使わない結果ですが、、、

うーーーーーん

そんなにパーマもったら シエスタカーサやばいじゃん。

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

WEB SHOPでご購入できます

sign-3

 


SiESTACASAのHP  http://siestacasa.s1.bindsite.jp/

東京都杉並区高円寺南2-45-17 コーヨービル1F

電話 03-3314-6877

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

ABOUTこの記事をかいた人

美容師を四半世紀してきました。まだまだ新しい発見とワクワクが終わりません。  都内高円寺で「SiESTA CASA」の美容院店長兼社長です。 Happyな美容師ライフを満喫しております。毎日楽しいですよ。たくさんのスタッフに囲まれて幸せかみしめています(笑